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【2024/05/17 17:30 】 |
土佐の良いもん揃っています!!
 夏の行楽シーズンが近づき、県内の観光地も多くのお客さんで賑わっています。酔鯨の蔵があります高知市内には桂浜や高知城などの観光地がありますが、県外のお客さんへの一番のおすすめは「日曜市」です。名前のとおり、毎週日曜日に開かれる街路市で、高知市の中心部、追手筋沿いの約1.3kmの間に約500軒の露店が並びます。扱っているものは地元で採れる野菜からお寿司・お惣菜のお弁当、特産のお茶、花や植木、金物などなど。市場といっても地元の方が主体なので生活に必要なものが何でも揃います。出店している方は農家さんなど生産者の方も多く、値段はどれもお値打ちなのがまた嬉しいところです。

 じつはこの市場、歴史も永く、始まりは元禄3年(1690年)、現在まで300年余り続いています。当時の土佐藩四代藩主 山内豊昌公により開設日と場所が決められたのが始まりで、現在まで市民の買い物場として栄えてきました。高知市は街路市が盛んで、この日曜市以外にもほとんど毎日のように高知市内のどこかで街路市が開かれています。よく「朝市」と間違われますが、日曜市を始め高知の街路市は「朝市」ではなく、日の出から日没まで開かれています。物の物流が少ない時代、市民にとっては貴重な買い物の場であったがことがわかります。

 現在では、県外からのお客さんも多く、市民と合わせると多い日には1日に約15,000人もの人が訪れます。お客さんとお店が近いので、通りに入るとお店のおんちゃん、おばちゃんの威勢のいい掛け声に囲まれます。週一回の出店なので皆さん活気が違います。こんな雰囲気ですので何を買うでもなく、ただ市を歩くだけでも楽しめますよ。晴天の下で高知のお気に入りの物を探してみてください。

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【2014/07/16 19:20 】 | 土佐のお便り
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