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【2024/05/17 20:01 】 |
酔鯨にぴったりの肴(魚)
 こんにちは。
今日は「メヒカリ」という魚についてご紹介したいと思います。
皆さんはメヒカリをご存知ですか?実際に見たことはあるでしょうか?
 実はこの魚、こってりと脂がのっているのに淡白!!淡麗辛口の酔鯨にとっても合うのです。
 メヒカリは土佐沖十八キロ、深度二百~三百メートルの海底に棲む「底もの」と呼ばれる深海魚です。暗い海底で生きるため目が大きく青く光ることから「メヒカリ」という名前で呼ばれます。高知県内では、酔鯨酒造の隣町である御畳瀬(みませ)でしか水揚げされず、海底を掻く底曳き網についでのように入って来るようです。熱燗が美味しくなる今の季節(十二月~二月)、ちょうど脂がのり皮も骨もやわらかく旬だそうです。
 さて、メヒカリの干物に顔がないのはなぜだと思いますか?「深海魚ゆえにグロテスクだから」という説もありますが、本当の理由は昔からの習慣にありました。メヒカリは餌として沖アミをたくさん食べるため、それが内臓にあると乾きが悪くなります。乾きが良く、日持ちが良くなるようにと頭と内蔵を除いて干物にしたのが始まりです。それが今でも習慣となっているのですね。(本当は、目は透き通った緑色で愛嬌のある可愛い顔ですよ!)

 
 
 そんなメヒカリさんが気になったので、今日はお昼休みに会社の食堂で焼いてみました。油も味付けも必要なし、フライパンでさっと焼くだけです。マヨネーズを付けてみたら意外と美味しかったですね。他の食べ方は、炙ってレモンをしぼる、すりみ、みりん干し、唐揚げ(大根おろしと天つゆで)などなど。漁師さんは船上で刺身にしたり、ダシがよく出るので汁物にして食べられるそうです。船酔いもいいけど、メヒカリと日本酒で酔っ払うのも、たまにはいいのではないでしょうか?美味しいメヒカリと酔鯨!是非お試し下さい♪

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【2014/01/30 11:52 】 | 蔵スタッフの体験
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