× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
チャンバラ貝は主に太平洋側の地域でよく食される貝で、高知では郷土料理~皿鉢~にも利用されるポピュラーな食材です。学術的には、チャンバラ貝は巻貝の一種でソデボラ科のマガキ貝というそうです。チャンバラ貝という呼び方は高知だけらしいです。この貝の特徴として、身の先端(サザエでいえば蓋の部分)にギザギザの爪がついていて、この爪が刀に見えることからチャンバラ(=刀)貝という名前で親しまれるようになったと思われます。高知県西部の宿毛では~斬り合い~というさらに物騒な呼び方があります。 高知では一年中食されますが、旬は春~夏にかけてとなります。食べ方としては時期を問わず塩茹でが一般的で、甘味のあるまろやかな味とこりこりとした食感が楽しめます。酒のツマミとしては相性抜群です。ただし5cmほどの小さな巻貝なので身を取り出すにはちょっとだけコツがいります。呑みすぎて手許がおぼつかない時は途中で身が切れてしまい悔しい思いをすることもあります。 高知においでになる際は、チャンバラ貝をツマミに酔鯨特別純米あたりを一杯ひっかけてみてはいかがでしょうか。 PR |