5月といえばこいのぼりをあちこちのお宅で見かけますが、高知県の四万十川中流域の四万十町十和では、こいのぼりの川渡しがみられます。川渡しは1974年(昭和49年)より始まり、全国の川渡しの先駆け的存在となっています。川の両岸に往復1.3キロメートルのワイヤを張り、大小、色とりどりのこいのぼりが約500匹、新緑の山間を春の川風を受けて悠々と泳いでいます。
川原にあるこいのぼり公園からは真上に、大空を泳ぐこいのぼりが見られます。国道381号線沿いですので、四万十町十和地区を車で走ると見ることができます。また、国道に併走してJR予土線が通っていますので汽車の車窓からも見ることが出来ます。区間は十川駅と土佐昭和駅の間です。鉄道好きの方はご存知だと思いますが、JR四国の予土線では、ホビートレイン(新幹線0系に似た列車)や、期間限定のトロッコ列車も運行しています。詳しくはJR四国のホームページでご確認ください。
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