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新しい貯酒タンクの設置が完了しました。
昨年の予想以上の売上に対応するべく、今期仕込み前に
空調設備の増設などを行い、仕込み本数が増加しています。 増産した分、貯酒量も増えたので、貯酒タンクの一部を大きいものに置き換えました。 現在仕込みは続いており、これから5月~6月にかけて出来上がったお酒の量は ピークを迎えます。 出来上がったお酒は来年度の新酒が出来るまで貯酒しなければなりません。 タンクの入れ替え時期のタイミングは非常に難しく、ちょうど新酒が出来上がり 貯酒庫に入るまでのこの時期に交換しました。 今までのタンクは10キロリットルタンクでしたが新しいタンクは18キロリットル となり、背が高くなったので、タンク上部が天井すれすれになりました。 まずは、今までの貯酒タンクの移動です。移動前に貯酒庫入り口のシャッターを はずし、作業性を確保しました。貯酒庫前は在庫置き場を兼ねていますので、 搬出は出荷日を避け、土、日で行いました。搬出したタンクはまだ使えますので、 別の倉庫に保管しています。新しいタンクの搬入も出荷の無い土、日で行いました。 酔鯨の前の道路は道幅が狭く、大きなトラックでそのまま搬入できませんので、 近くの広場を借りて4トントラックに積み替え1本づつ搬入しました。 搬入には専門の業者さんが来て段取り良く行っていました。聞くところによると、 アメリカの工場へもタンクの搬入に行ったことがあるそうです。 写真ではわかりづらいかもしれませんが、ギリギリの中での搬入作業を 手際よく行うプロの仕事ぶりに思わず見入ってしまいました。 以前この貯酒庫にあったのはホウロウのタンクで底の形状から中の酒を 使い切る際には最後にタンクを傾ける必要がありました。 今回はステンレスのタンクで最後傾ける必要はなく、安全でタンクの破損も 未然に防ぐことができます。また、今までのタンクは、ブロックに 載せていましたが、今回は沓と一体となった足部で安定性、安全性も 格段によくなりました。もちろん品質面においても、タンクの増量に合わせて 火入れ装置を増強し、火入酒の急冷装置を新設して、今までと変わらず いいものをお届けできる体制を整えております。 全ては品質向上のため、これからも日々努力していきます。 PR |