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昨年11月大型の冷凍機を導入しました。
この装置は、モロミタンクと貯酒タンクの冷却を行うために使われます。 モロミの温度が高いと米が溶ける前に酵母が増殖し醗酵が強くなり、低いと醗酵が弱くなります。そのため、モロミタンク外側に冷水を流し、品温を管理しています。 また、貯酒タンクにも冷水を回し、過度な熟成とならないよう管理しています。購入したお酒を室内に置いていたら味や香が変わったという経験はありませんか?保管温度が高いと熟成が進み、バランスの崩れた酒になってしまいます。 えっ?「酔鯨では今回の冷凍機導入までモロミや貯酒を冷却していなかったの」 と思われるかもしれませんが、そういうわけではありません。今までも、小型の冷凍機で冷却を行っていました。しかし、生産数量の伸びとともに仕込みの期間が延長され、春秋の気温の高い時期にもつくりを行わなければならなくなりました。そうなると今までの冷凍機では能力が不足し、十分な温度管理が難しくなるので、冷凍機を増設したという次第です。 これからも皆様に高い品質の商品をお届けできるよう、設備の充実をはかっていくつもりです。 PR |